出版社内容情報
戦前日本を代表する総合メディア企業・大阪毎日新聞社が主導した「ポスト活字」運動の軌跡を記録した雑誌『映画教育』( 一時期『活映』と改称)全183 号(1928 ~ 19 43)を全4期で完全復刻!
本資料集の特長
(1)メディア史のなかのSF的想像力(センス・オブ・ワンダー)の遺産としての、20世紀のポスト活字論
(2)豊かな活映人脈をベースにした多彩な寄稿者(別掲参照)
(3)映写機の普及状況、文部省の映画政策、各学校・各都道府県の映画教育実施状況、その他数字データも多数収録、教育改革の生きた資料として参照可能
(4)プロパガンダ映画の代表作『非常時日本』の謎ときとなり、戦時期メディアとプロパガンダ研究に一石を投じる
(5)プレ満州映画協会(満映)時代に光を当て、満州映画史の空白を埋める
(6)豊富なデータに裏付けられた巡回映写運動の基礎的資料。戦後視聴覚教育運動への架け橋ともなる
(7)映画史研究者のみならず、ラジオ、テレビ、視聴覚教育など、比較メディアの観点から様々なメディア研究者が利用可能。学部生の卒業論文にも使える内容